鮮魚のイサキは刺身でもうまい

イサキってどんな魚?
イサキはスズキ目スズキ亜科目イサキ科の魚です。旬は6月〜8月で、日本では千葉県以南で収穫されます。一般的な調理方法は塩焼きですが、最近では鮮魚を仕入れる技術が発達したので、刺身としても人気が出ています。初夏から夏にかけての旬を迎える時期には、脂が乗っていて最も美味しくなります。この時期は鯛と同じくらい美味しいと言われています。磯魚特有の香りが特徴で、あっさりした上品な味わいが楽しめます。身が引き締まっていて硬い皮の部分も美味しく食べられるので、松皮造りや塩焼き、唐揚げなどにも適しています。椀物に使っても身が崩れにくい魚です。

栄養価はいかほど?
イサキは白身魚ですが、脂肪量が多いのが特徴です。そのため、健康や美容に良いと言われて注目されているDHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)などのn-3系脂肪酸が多く含まれています。これらの脂肪酸の働きとして、血液をサラサラにする、学習能力を向上させる、アレルギー症状を和らげる、といった効果が知られています。IPAは特に血液を流れやすくする作用が強いので、薬の成分としても使われているほどです。血栓ができるのを防いで、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防に役立ちます。DHAは脳や神経組織の材料となり、十分に摂取することで神経伝達をよくして、学習能力・記憶力・集中力を向上させる可能性があると言われています。さらに、n-3系脂肪酸は肉などに多く含まれているn-6系脂肪酸と対抗する生理物質を作り、炎症を緩和する作用があります。これにより、リウマチや花粉症・喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギーの症状の緩和に役立つと言われています。

美味しい選び方と食べ方
イサキは大きい方が美味しいですが、小さいものでもそれなりに味が良いです。痩せたものは避けて、ずんぐりして丸みを帯びたものがいいです。鮮度に関わらず目が白濁するので、目を見て判断することはできません。美味しい食べ方で代表的なのが塩焼きです。水亜大して振り塩をして、じっくり焼き上げると独特の風味が生まれます。味は適度に繊維質なので身離れがよく甘みを感じられます。刺身は、皮霜造りや焼霜造りなどもいいですが、脂が乗った旬のものは皮を引いてそのまま刺身として食べた方が美味しいです。程よい柔らかさで舌に絡みつくような甘みがあります。

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